七山病院の特長
Features
子どもからお年寄りまで、
すべての患者さまの
あらゆる精神疾患に対応できる
体制を整えています
2001年に七山病院本館と6つの病棟を建て替え、2011年には5つの病棟が入った北館が完成し全ての建物のリニューアルを終えました。この北館は今までの経験を生かして様々な工夫を凝らし、入院される方たちに対する安全と快適さを併せ持った建物としました。
当院には精神科救急医療入院料病棟、認知症治療病棟、ストレスケアユニット、合併症病棟、精神療養病棟等、ほとんどの精神科疾患に対応出来るような体制を整えています。これからの精神科医療は外来を中心とした通院医療と地域移行がメインとなります。入院期間は出来るだけ短期間とし、早期の社会復帰を目指すため様々な職種が一体となったチーム医療を行っています。
また、退院後はデイケア、デイナイトケア、作業療法、訪問看護等で退院後の治療を継続しています。今後、増加が予想される認知症に対しても専門病棟や専門外来を設け、様々なニーズに応えるような体制を整えています。
また病院以外に介護老人保健施設「アルカディア」や精神障がい者社会復帰施設、2か所のサテライトクリニック等の関連施設も充実しており、これらの施設とも連携しながら様々な方に合わせて個別の対応ができるようになっています。
職場や学校、
家庭の人間関係に疲れた方へ
元気を取り戻せる休息の場
「ストレスケア病棟」
心身の疲れを癒す、
完全個室の落ち着いた環境
現代社会ではさけることのできないストレスが原因で、うつ病、睡眠障害、不安障害、パニック障害等のストレス系症状が出現します。
ストレスケア病棟は、職場・学校・家庭の人間関係などから様々なストレスや葛藤を抱え、こころや身体の調子を崩された方々がゆっくりと療養し、元気を取り戻していただくための空間(ユニット)として開設いたしました。
自宅や職場から離れ、プライバシーを重視した完全個室の落ち着いた環境の中で、心身の疲れを癒やし、本来の自分を取り戻すための休息の場として利用していただきたいと思います。
治療内容について
入院された患者さま個々のニーズや問題に応じた入院治療計画を共に考え、それに基づき専門スタッフによるチーム医療を行います。精神療法と薬物療法を中心に心理療法、集団療法、作業療法等を行います。また入院中に検査や各種心理テスト等も行い、心身の状態把握に努めます。
入院までの流れ
入院をお考えの方は、地域連携課ソーシャルワーカーまでお電話でご相談ください。事前にストレスケア病棟内の見学なども行うことができます。医師の診察の上、入院予約をとらせていただいております。(入院は短期間だけの静養としてもご利用いただけます)
個室だけでなくデイルームなども落ち着いた雰囲気でリラックスしていただけます。室内はシャワーやトイレ、テレビを設置。
専用の出入り口や診察室に直結したレイアウトなどプライバシーに配慮した空間です。